目次
確変/時短時の電チューサポート時の電チューが閉じている期間の無駄玉削減方法
最後に、確変時/時短時の電チューサポート時の、無駄玉打ち出し削減方法について、解説して
いきます。
電チューの抽選システムについて
確変時/時短時の電チュー開放も、大当たり抽選と同じように、電チュー抽選用のスタートチャッカー
に玉が通って、当たり/はずれの抽選を行い、そこで当たりを引けば、一定時間電チューが開放する
というシステムになっています。
この、「抽選を行っている期間」は、電チューは閉じています。
すなわち、電チューサポート時においても、電チューが閉じている期間が一定期間存在することになり
ます。
無駄玉について考察したところでも書きましたが、電チューが閉じている状態は、通常時と変わらない
状態ですので、玉が減っていく状態となります。
よって、電チューが閉じているときに電チュー付近を通過する玉の打ち出しを止めれば、無駄玉が削減
できることになります。
電チュー賞球数による差異はあるのか?
これは、海シリーズのような電チュー2個賞球の台はもちろんのこと、ほとんどの玉が入る電チュー
1個賞球の台であっても、必ず電チューが閉じている期間があります。
電チュー1個入賞の台は、打ち出した玉が全部チャッカーに入って現状維持なので、1個でもチャッカー
を外すと、その外した分、必ず玉が減っていく状態となります。
いずれにしても、電チューが閉じている期間に、電チュー付近に玉が通過しないように止め打つことが
重要になります。
電チュー抽選保留個数はよく確認すること!
また、この電チューが閉じているときの止め打ちについて、非常に重要な注意点があります。
それは、
電チュー抽選の保留を絶対に枯らしてはならない!
ということです。
スタートチャッカーにも保留があり、一般的な台では4個保留となっています。
その電チュー抽選の保留が枯れると、電チュー開放の抽選が行われませんので、電チューはいくら
待っても開きません。
電チューが開かないと、確変時とは言っても、大当たりの確率はUPしているものの、大当たりに
なるまでは、通常時と変わらないため、玉は減ります。
これが時短時ともなると、ただメインデジタル消化が速いだけの、通常時と変わらない台となり、
当然玉も減ります。
電チュー開放は、それだけ重要なサポートであることがわかります。
無駄な打ち出しを削減するために、電チューが閉じるタイミングに合わせて、止め打ちをするべき
なのですが、打ち出す玉が少なくなると、当然ですが、電チュー開放抽選のチャッカーに絡む→
電チュー開放抽選チャッカーを通過する玉も少なくなります。
その場合、電チュー抽選の保留が枯れるということが時折起こりえます。
電チューが閉じる期間が長くなると、ここまでせっかく止め打ちで持ち玉を維持してきた玉を一気
に減らすことになってしまいます。
電チューサポート時の具体的な打ち方(例:大海物語4)
では、具体的な確認内容、打ち方について、ここでは、私が得意としている大海物語4を例に挙げて
説明します。
1.電チュー保留個数が、どこに表示されているかを把握する。
大海物語4の場合は、盤面左下のLEDの下段左側の2個。
(下の写真の黄色と緑色の○が保留表示。青色の囲いは電チュー抽選の結果表示部です。)
保留個数表示ルールは以下のようになっています。
左(黄色○) | 右(緑色○) | 保留個数 |
消灯 | 消灯 | 0 |
消灯 | 点滅 | 1 |
点滅 | 点滅 | 2 |
点滅 | 点灯 | 3 |
点灯 | 点灯 | 4 |
その他の台も、必ずどこかに表示されていますので、まずは、どこに表示されているかを把握します。
2.電チュー抽選チャッカーの位置を把握する。
当然ですが、どこに電チュー抽選チャッカーがあるのかは確認してください。
大海物語4の場合は、メイン液晶の左右にある”GO”と書いてあるチャッカーが電チュー抽選
チャッカーとなります。
3.電チュー抽選チャッカーと、電チューともに玉が多数経由する打ち出し位置を探す。
大海物語4の場合は、わたしの経験上、下記の箇所に打ち出すことで、電チュー抽選チャッカー
によく絡むという感覚です。
4.確変/時短を止め打ちで消化します。
この時、電チュー保留個数を確認しながら消化します。
・電チュー保留個数が2個以上の場合:
電チューの開放タイミングに合わせて打ち出し/止め打ちを行います。
(大海物語4の場合)
電チューが開放しているときに打ち出し
電チューが閉じているときに止める
・電チュー保留個数が1個以下の場合:
電チュー保留が枯れるのを防ぐため、打ちっぱなし
を基本とし、電チュー抽選チャッカーの通りが悪く、すぐに電チュー保留が枯れるような時
は、3個以上で止め打ち/2個以下で打ちっぱなしなど、台の状況によって、変更します。
ちなみにですが、保留個数関係なく打ちっぱなしでも、電チュー保留が枯れるような場合は、
わたしは、確変/時短抜けで即ヤメも考慮しますw
実際の止め方は、台によってさまざまですが、玉の打ち出し→電チュー付近通過までの時間はおお
むね一定であることを踏まえ、電チュー抽選タイミングを確認しながら、また、台によっては、
電チュー当たりによって、開放パターンが数種類あるものもありますので、それぞれで止める
タイミングを変える必要があります。
大海物語4(CRタイプ/Pタイプとも)の場合は、電チュー開放時間は、1通りです。
また、抽選に要する時間(≒電チューが閉じている期間)も、はずれを引かない限り一定です。
(電チュー抽選のはずれ確率も、体感ではものすごく低いと思います。)
上記から、電チューが開く/閉じるの周期はほぼ一定となりますので、電チューの動きをみて
打ち出す/止めるを調整すれば、電チュー開放時に玉が多く通過するという打ち方が可能と
なります。
よって、電チュー保留がある場合は、上記に書いた通り、
- 盤面の電チューが開放しているときに打ち出し
- 盤面の電チューが閉じているときに止める
を実施し、もし少しずれているようなら、打ち出し/止めるタイミングを微調整します。
今回は、大海物語4で一例をあげましたが、どの台でも、電チューが閉じている期間がありますので、
この期間に玉が通過しないよう、工夫して打ち出してもらえればと思います。
電チューが閉じている期間の無駄玉削減効果
電チューが閉じている期間の無駄玉削減の効果ですが、大海物語4で時短100回あれば、100個~150個
程度の効果があると考えています。
仮に、1日20回大当たりがあったとすれば、1日当たり2000個~3000個(=1日当たり8000円~10000円)
の差となると推察します。