【初心者向け】【パチスロ】【収支向上】シミュレーション掲載!|パチスロの「期待値」に対する考え方

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今回は、パチスロの「期待値」に対する考え方について説明していきます。

ちなみに、パチンコの「期待値」に対する考え方はこちら。
【初心者向け】【パチンコ】【収支向上】パチンコの「期待値」を下げないための考え方

パチスロの期待値は、基本的には「設定」で決まる!

パチスロで「期待値」を決定するもの、それは「設定」です。

目押しの技術力などで、少しは「期待値」は変動しますが、基本的には、パチスロの期待値は、
「設定」により決定してしまいます。※○モノは除きます

パチスロの「設定」は、最大6段階あり、数字が大きいほうが「高設定」、小さいほうが「低設定」
と呼ばれ、高設定のほうが、期待値は高くなります。

パチスロの「期待値」は、「機械割」や「出玉率」と表されています。
※このページでは、以降「機械割」と表します。

この「機械割」は、メーカーの機種HPや、パチスロ雑誌、パチスロHPなどにも掲載されています。

(参考)北電子 ゴーゴージャグラー2 機種ページ
https://www.kitadenshi.co.jp/slot/gogojuggler2/

パチスロの「機械割」の意味を整理しよう

では、この「機械割」とは、どういう意味なのか、一度整理します。

この、ゴーゴージャグラー2の各設定の機械割(=出玉率)は、以下の通りです。

設定機械割(出玉率)
197.0%
298.2%
399.2%
4101.6%
5103.8%
6106.5%

高設定を1日打った場合(例:ゴーゴージャグラー2)

まずは、ゴーゴージャグラー2の設定6、機械割106.5%を例として、説明します。

パチスロを1ゲーム回すために、3枚投入して、レバーを叩きます。
その1ゲームで払い出される期待値が、106.5%ということですので、3枚投入していることから、

 3枚×106.5%=3.195枚

となります。

この3.195枚を得るために、3枚投入しているので、

 3.195枚ー3枚=+0.195枚

よって、1ゲームあたり、0.195枚増えるということになります。

この設定6を、1日7000ゲーム回したとすると、

 0.195枚×7000ゲーム=1365枚

となります。

よって、ゴーゴージャグラー2の設定6を7000ゲーム打てば、平均1365枚プラスとなります。

低設定を1日打った場合(例:ゴーゴージャグラー2)

次に、残念ながら設定1を1日打ってしまった場合を計算します。

設定1の機械割は97.0%ですので、1ゲームあたり

 3枚×97.0%=2.91枚

となります。

この2.91枚を得るために3枚投入しているので、

 2.91枚ー3枚=-0.09枚

よって、1ゲームあたり、0.09枚減るということになります。

この設定1を、1日7000ゲーム回したとすると、

 -0.09枚×7000ゲーム=-630枚

となります。

よって、ゴーゴージャグラー2の設定1を7000ゲーム打ってしまうと、平均630枚のマイナスと
なります。

とりあえず、シミュレーションしてみました

ゴーゴージャグラー2の設定1と設定6で、小役確率、大当り確率を入力し、それぞれ7000ゲーム
を6日間打ったとして、シミュレーションしてみました。

結果は以下の通り。

設定1のシミュレーション結果 2日目に大勝ちしましたが、おおむね負けています。
設定6のシミュレーション結果 6日とも勝ちましたが、道中マイナスに食い込んでいる日もあります。

設定1でも大きく勝っている日もありますが、その他の5日は負け。

一方、設定6では、6日とも勝ちとなる結果となりました。

このように、設定1でも大きく勝てる日もあれば、設定6でも、もっとシミュレーションを繰り返せば、
負ける日も出てくるはずです。

しかし、このシミュレーション結果からでもわかる通り、なんとなく理論値に近づいていることが
おわかりでしょうか?

このように、ながーく打ち続けると、理論値に近づいてきて、結果設定1では負ける、設定6では勝てる
ということになります。

よって、やはり高設定を打つということは、パチスロで勝つ上では重要となります。

パチスロの「設定」は外からは確認できない…が…

パチスロで「期待値」を高くするためには、「高設定」を打つことが重要であることはわかりました
が、残念ながら「設定」は、打ち手側からは見ることができません。
※以前は、設定6打ち変えサービスとかあったような。。。昔はよかった

「設定」を外部から見ることはできませんが、少しでも高設定の可能性の高い台を探す方法が、
「設定推測」です。

設定推測方法は、機種によってさまざま

「設定推測」の方法は、それぞれの機種でいろいろあります。

小役の出現確率、高設定確定もしくは濃厚演出、重複ボーナスの出現率…etc、いろんな「設定推測」
方法は存在します。

さらに、その「設定推測」方法は、いろんな方のブログ、HPにアップされているため、すべてを
記憶していなくても、スマホで検索するだけで、ホール内で確認も可能です。
※スマホがなかった約20年前は、設定差異のある項目情報を財布に入るサイズの紙に書いて、ホールに持ち込んだり
していました。。。なつかしい)

いまは、スマホ検索ですぐに確認できるので、その点では簡単になりましたw

小役カウンターは、設定推測のための必須アイテム

設定推測のための情報は簡単に入手できるのですが、では実際に自分の打っている台の設定は高い
のか低いのか、それを推測するために必須となるのが、「小役カウンター」。

いまは、スマホアプリでも小役カウンターがありますし、専用の小役カウンターもありますが、
とにかく、いままで小役カウントで設定推測を実施していない方は、小役カウントを実施すること
をお勧めします。

この小役確率情報がないと、設定推測情報の一部がないということになり、どうしても設定推測
精度が下がります。

先ほどのシミュレーション結果からみてもわかる通り、低設定でも瞬間出ることもあります。
しかし、ボーナス確率以外の設定推測要素で低設定を示される場合は、低設定で変にねばって
出玉が削られることを防止出来たり、逆に高設定を打っているにもかかわらず、瞬間的な不ヅキで
出玉がないとき、他の設定推測要素が高設定を示していれば、ヘタレやめを防止出来たりします。

小役カウントしている打ち手はレベルが高い…ように見える

また、小役カウントをしながら打っていると、他から見た場合、「この打ち手はレベルが高い」と
思ってもらえる効果もあります。

例えば、小役足りてるけど出玉がついてきていなくて、別の高設定っぽい台が空き台になったと
しましょう。

その際、高設定っぽい台に移動すれば、いままで打っていた台は空けざるを得ませんが、その空いた
台を、他の人がどう考えるかというと、もし、小役カウントしていれば、「あの台カウントしてた人
がやめた台だから低設定かなー」と、その台はそのまま打たれない可能性が高くなります。

移動した台がイマイチで、もともと打っていた台の設定推測要素が高設定を示していれば、もとに
戻って打つということも可能になります。

このように、ホール内では、「下手な打ち手」と思われるより、「上手い打ち手」と思われるほうが
有利になります。

その効果だけでも、小役をカウントするのはお得といえます。

小役カウンターは3000円程度で販売されていますし、スマホアプリともなれば、設定推測も同時に
してくれるものまでありますので、いままで小役カウントしていない方は、ぜひ一度試してください。

まとめ

今回の記事を以下にまとめます。

  • パチスロの「期待値」は、基本的に「設定」で決まる。
  • パチスロの「期待値」は、「機械割」「出玉率」と表記される。
  • パチスロを長く打ち続けると、「機械割」の理論値に近づく。
  • パチスロで「期待値」をプラスにするには、「高設定」を打たなければならない。
  • パチスロの「設定」は外からは見えないが、「設定推測」の方法は存在する。
  • パチスロを打つ際には、「小役カウント」をして設定推測するべき。

このことを頭に入れて実践すれば、本当に、収支向上につながると思います。

※ホールのルールには従いましょう。
※実践は自己責任でお願いします。