【ギャンブル】私の失敗回顧録|ギャンブルとの出会い、転落の軌跡、依存症からの脱却まで

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まずは、わたしがギャンブルと出会い、ギャンブル依存症※自己診断ですが…に陥っていたころから、
ギャンブル依存症を抜け出した現状※これも自己診断…までを書きたいと思います。

お金が好きなのか、ギャンブルが好きなのか…

みなさんは、ギャンブルは好きですか?

それとも、お金が好きですか?

だいたいの人は、「お金」は好きだと思います。
特に、このブログにたどり着いた方は、「お金」は好きなんだろうと思います。

では、「ギャンブル」は好きですか?
よくよく思い返してみると、「お金」が好きで、「ギャンブル」を始めたということはないで
しょうか?

ギャンブル依存症の方も、もともとは、「お金」が好きで、「ギャンブル」を始めて、いつの
間にか、「お金」が、ギャンブルをするための道具?になってしまっていませんか?

ギャンブルとの出会いは、小学生のころ…

さかのぼれば、小学生のころに戻ります。

駄菓子屋に、お菓子を買いに行くのですが、どうしても、すこしでもお得になるような、くじ的要素
がある駄菓子ばかり買っていた記憶があります。

  • ヒモを引っ張って大きいのを引き当てる飴
  • 当たり付きのアイスクリーム
  • 赤色が出れば100円分の駄菓子に交換しくれるガム
  • 少し大きなおもちゃが当たるくじ引き ※これなんて、すでに駄菓子ではない…

ちょっと考えただけでも、このような駄菓子ばかり買っていました。

今思えば、これが「ギャンブル」との出会いになるのではないかと思います。

パチンコでビギナーズラック!

そして、時は流れ、自然とパチンコ屋に興味を持ち始め、パチンコを開設した本を読み始めます。
※当時はまだ、攻略雑誌はなく、実用書のような本しかありませんでした…

そして、満を持してパチンコホールに初突撃。

飛行機をモチーフとした羽物※名前は忘れました。ゼロタイガーではありません^^;を打ち、見事終了させ
て、2000個ほど勝ちます。

まさにビギナーズラックです!

それから、パチンコにのめりこんでいくようになります。

まったく勝てない日々…

しかし、パチンコ屋に行けども行けども全く勝てなくなり、たまに勝っても、気が大きくなって次の日
そのままパチンコ屋に返すような打ち方をしていて、いつも金欠の生活を送ることになります。

やがて、借金してまでパチンコを打つようになり、そのうちに当時人気だった競馬にも手を出すように
なり、さらに金欠状態がひどくなります。

当時のわたしは、お金を増やしにパチンコを打ちに行ってるのか、ただただパチンコを打ちたいだけ
なのか、よくわからない状態でした。
たぶん、こういう状態を、ギャンブル依存症と言うんだと思います。

せめてもの救いは、当時まだボーナスが安定して出ていたので、そのボーナス以上の借金だけはして
はならない!という自制心だけはありましたので、なんとかボーナスが出れば返済するという生活を
過ごしていました。

パチスロ4号機時代の目押しによる技術介入「リプレイ外し」

ここで、わたしに転機がやってきます。

時代はAT機、ART機がまだ世に出ていないパチスロ4号機中期。

わたしは、打ち始めた当初から、パチスロの目押しは出来ましたが、その恩恵がどの程度あるのかは、
それまでは全く理解できていませんでした。

そんな中、初代サンダーというパチスロ機で、リプレイ外しという技術介入を知ることになります。
ユニバーサル製品情報 サンダーV

4号機では、BIG中に、小役ゲームとJACゲームとゲームが分かれており、小役ゲームは最大30ゲーム
あり、その30ゲームのうちに、JAC IN絵柄が揃うとJACゲームに入り、JACゲーム1回あたり8回小役
払い出し、もしくは12ゲーム消化まで継続し、小役ゲームに戻り、そのJACゲームは最大3回まで
できるという仕様でした。

技術介入要素としては、BIG中の小役ゲームで、JAC INフラグが成立しているが、押し順と正確な
目押しによって、JAC IN絵柄が揃うのを避けて、小役ゲームをできるだけ長く消化するというもの
でした。

普通に打っていれば、JAC IN絵柄はすぐに揃ってしまうので、小役ゲームはだいたい10ゲームぐらい
しか消化できないところを、JAC IN絵柄を外すことで、小役ゲームを20~25ゲーム消化することで、
BIG1回あたりの獲得枚数を増やすというものです。
(最後のJAC INフラグが成立せず、小役ゲーム30ゲーム消化してしまい、パンクというのもよくありました…(;;))

この技術により、初代サンダーではビタ押しが必要でしたが効果が1BIGあたり約17枚(340円)
また、この後に続々登場する技術介入機では30枚とかあるような機種も出現するようになります。

ちなみに、「リプレイ外し」というネーミングは、当時の多くの機種でJAC IN絵柄=リプレイ絵柄
とされていたため、JAC IN絵柄を外す=リプレイを外すところから、命名されましたw

この技術介入により、大きく負け越していた収支は、確実に改善していくことになります。

4号機時代の内部小役確率の設定差による設定判別

その後、内部小役確率に設定差がある機種で、設定判別するという方法がパチスロ雑誌で紹介され
ます。
私を救ってくれた機種:サクセション

まずは、当時の内部小役確率の仕様について説明します。

当時から、通常時にチェリーやスイカのような、フラグが成立していてもその対象絵柄を引き込み
範囲で止めないと、小役を取りこぼす仕様でした。これについては、現在の5号機、6号機でも変わり
ありません。

しかし、当時の4号機では、小役取りこぼし救済仕様となっており、投入枚数に対し一定割合の小役
払い出し枚数に満たない場合、小役フラグの成立確率が大幅にアップする仕様となっていました。

この、「一定割合」に設定差があり、高設定のほうがこの割合が少し高く設定されていました。

また、この払出枚数/投入枚数の管理は、設定変更が入った時と、BIG終了後にリセットされること
がわかっていました。

このことを利用し、投入枚数と払出枚数をカウントし、高設定なら小役高確率、低設定なら小役低確率
となるゲームの小役確率を算出することで、設定判別が可能でした。

とうとう借金を完済。そして気づいたこと。

この2つの方法を駆使し、毎週末はパチスロ屋に出向き、小役をカウント、設定を判別し、目押しを
きっちりやって技術介入要素を実施しました。

また、当時は、だいたいの店が7枚交換、たまに8枚交換という店もあり、そういう店は、当然高設定
が入っている割合も高かったので、長く持ちメダルで打つことで、高設定の恩恵を受けることが容易
だったと思います。

その結果、パチスロで勝ち続け、約1年で借金完済することができました。

このとき、わたしが気が付いたことは、「負けるギャンブルは楽しくない。やっぱりわたしはお金が
好き」ということでした。

「ギャンブル」はたしかに楽しい。ただ、「お金」が減るギャンブルは苦痛。
しかし、お金が増える「ギャンブル」はもっと楽しい。
そのうち、「パチスロってギャンブルじゃなくね?」ということまで感じはじめました。

借金完済以降も、週末になるとパチスロ屋に行き、小役をカウントして設定を読み、少し飲みに行って
もおつりがくるぐらい勝って帰ってくるという日々を過ごすようになりました。

そうなると今度は、自分に優位性がない他のギャンブル、当時、競馬、競輪にはよく行ってましたが、
これらのギャンブルに、だんだん魅力がなくなり、自然と足が遠のくようになりました。

借金を重ねてギャンブルやってたころは、わたしはギャンブル依存症といっても過言ではなかったと
思いますが、いまは、ギャンブル依存症ではないと、自信をもって言えるようになりました。

ただ、いまも、いわゆる「ギャンブル」はやります。
パチスロ、パチンコでは、先に書いた時代ほどではないものの、年間収支はプラスで、そのほんの
一部で馬券、舟券を買って遊ぶという感じで過ごしています。

どんなことでも、自分の「優位性」を考えること

このころのパチスロでわかったことは、

  • 「高設定」を打ち続ければ、一時的には負けることがあっても、トータルでは普通に勝てる。
    →優位性がある
  • 当時、他の人より少し目押しを正確だった。少しでも人より有利になる。
    →優位性がある
  • 根拠なくパチスロを打てば、ほぼ負ける。
    →優位性がない

結果として、優位性がある行動を取ると、自分に利が残るということがわかりました。

これは、なにもパチンコ/パチスロ、また他のギャンブルだけの話ではなく、株式取引や為替取引、
各種保険などにも考え方は適用できますし、普通に預金することにどれだけ優位性があるのか?
などと考えたときに、どのような判断を下せばいいのかなど、いろんな場面で活用できる話かと
思います。

まとめ

わたしの過去の話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

みなさんに、わたしのような「ギャンブル依存症」にはなってほしくない!と思い、パチンコ/
パチスロはどのような理論で成り立っていて、どのように考えれば長く付き合っていけるのか、
という観点で情報発信できればいいかなと思います。

また、「ギャンブル」のみにとどまらず、日常生活の中でも、「期待値」というギャンブル要素を
含んだ理論は、いろんなところに組み込まれていますので、そういった観点での情報発信も考えて
います。

※ホールのルールには従いましょう。
※実践は自己責任でお願いします。

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