【開運】【運気上昇】「運」に選ばれよう!|雀鬼 桜井章一に学ぶ、運に選ばれる法則

パチンコ/パチスロはもちろんのこと、株式投資やFX投資においても、未来のことは誰にもわからないので、優位性の高さが重要であることを解説してきました。

それでは、全く「運」の要素が介在しないのか?というと、そういうわけではありません。

パチンコでボーダーライン超えの台を打っていても、パチスロで設定6を打っていても、大当たりを確率以下でしか取れないと、負けてしまうことになります。

また、株式投資においても、ファンダメンタルズが強い企業を発見し、株を買った直後に、企業の不祥事が発覚するようなこともないとは限りません。

いくら優位性の高い判断をしていたとしても、このような場合は、「運」がなかったと言わざるを得ません。

できれば、「運」はいい人になりたいですよね。

今回は、雀鬼 桜井章一の著書 図解「運に選ばれる」法則76 の中から、運に選ばれるためにはどのような考え方を持っておくべきか、紹介していきます。

桜井章一という人物について

まずは、桜井章一という人物像について、簡単に紹介しておきます。

  • 1943年8月4日生の77歳(2021年4月現在)
  • 昭和30年代後半以降、麻雀の裏プロの世界で20年間「代打ち」として驚異的な強さを誇る
  • その間、一度も負けなしの無敗伝説を作り、「雀鬼」の異名を持つ
  • 現役引退後、麻雀を通して人間力を鍛えることを目的とする「雀鬼会」を主宰し、後進を指導

わたしも、少し麻雀をたしなみますが、映像で見た「雀鬼会」の闘牌は、みなさん麻雀の実力が高いのはもちろんですが、他者への心配りが第一との考えでみなさん闘牌されているのが、ひしひしと感じられる映像でした。

それでは、前述しました著書から、運に選ばれる法則について、一部抜粋させていただき、紹介していきます。

「運に選ばれる法則」を一部紹介

運は4種類に分かれる

  • 「運」は人間と同じように、ひとつとして同じものは存在しない。
  • しかし、そのタイプによって運も大きく4つに分けることができる。
  • それは、「天運」「地運」「人運」「時運」の4つだ

「天運」は、陽射しや風雨といった、自然の摂理に則った、どんな人にも平等に訪れるもの

「地運」は、その土地、その場所の運を表し、豊作/不作や大漁/不漁などは地運が関与している
見知らぬ場所を訪れた時、違和感を感じるようであれば、その場所はその人にとって「地運」がよくなかったりすることが多い

「人運」には、裕福な家庭に生まれ、何不自由なく過ごせるのであれば、それは「他人運」に恵まれており、その人自身のがんばりによって訪れるのは、「自分運」である

「時運」とは時のめぐりあわせで、人と人とが巡り会うのもこの「時運」が大きく関係している。
「勝負は時の運」などといったりするが、「時運」をつかむにはそのタイミングを合わせることがとても重要であり、タイミングを合わせるには流れを感じる力を育むとともに、あらゆる物事にタイミングを合わせなければならない

そして、これらの4つの運が絡み合ってその人の運になり、自然の動き、時と場合の善し悪し、人間関係によって変わる。

運の流れに乗れるか否かは、複雑に絡み合うこれらの運の変化をどれだけ感じられるかにかかっている

以上のように解説されています。

「天運」については、われわれがコントロールできる範疇にない領域のところで、運がいいも悪いもないところとするしかありません。

「地運」は、少なくとも日本で生活しているだけでも「地運」はあるのではないかと思っています。
そして、その日本のなかでも、訪れた際に違和感があった場所は、少なからずあったと思います。
もし、いままで訪れた場所に違和感を感じなかったのであれば、それはその人にとって本当に「地運」がいい場所にしか訪れたことがないのかもしれません。

「人運」については、わたし自身もいまも仲良くしている人、ケンカして音信不通になった人、さまざまいます。
ここで考えるべきは、自分自身の不義理や非道が原因で疎遠になった人がいるのであれば、それは自ら「他人運」を遠ざけていることになります。
そのようなことをしていては、「運」に選ばれる人にはなれないと、自覚しておく必要があります。

「時運」については、自分自身に対しいい出会いを求めるにも、「天運」「地運」「人運」もあってのことです。
特に、「人運」に関しては、思い返せば、あまり人に感謝せず生きていた頃、いい出会いもあまりなかったかなと思います。
「時運」を求めるには、自分自身が「人運」をよくする行動を取ること。そのことによって「時運」も訪れやすくなります。

運はいたることろにある

  • 「運」はどこかに転がっているものではないが、そこらじゅうに漂っているものである。
  • 「運のある人」と「運のない人」の違いは、その気配を感じるか、感じないか。
  • さらにそれに合わせてタイミングよく動けるかどうかなのだ。

何かいいことがあって、「今日はついてるぞ」と思うのは、「運」が自分のほうに流れている時かもしれない。そんな運を味方につけるには、「運」を見分ける力がなければならない。

「運」とひとことで言っても、その種類は実にさまざまで、「運」にも個性がある。

短気な「運」もあれば呑気な「運」もある。
じっとしている「運」もあれば、せわしなく動き回る落ち着きのない「運」もある。

短気な「運」が訪れた時にのんびり構える、逆に呑気な「運」が訪れた時にせっかちな対応を取れば、せっかく訪れた「運」をものにすることはできない。

また、「運」は刻々と姿形、スケール、動きの振幅などを変えていくものである。変化していく「運」に対応しなければ、「運」に置いてきぼりを食らうことになる。

さまざまな種類が存在する「運」を感じるためには、まず己の感性を磨かなければならない。

以上のように解説されています。

わたし自身、「運がいい」と感じることはもちろんありますが、「運が悪い」と感じることもあります。

「運」はそこらじゅうに漂っているものという考え方は、新鮮な考え方で、運が悪い時でも、「幸運はそこにあるもの」と思って、無謀な行動はしないながらも前向きな行動をすることで、「運」の所在を感じれるようになれると理解しました。

「運命」は意識しなくても変わっていく

「運命を変えたい」と思うのは今の世の流れに翻弄され、身動きが取れなくなってしまった人の考え方だ。固定観念にとらわれ、思考が固まってしまっているのだ。

運命を自ら変えようとする人は、この世のあらゆる物事は流れているということが分かっていない。

寄せては引く波のように、この世の全てのものは変化し、流れ、刻々とその表情を変えている。

「この世の中に永遠に同じものなど何もない」ということが分かっていれば、曇り空など気にせず、やがて訪れるであろう晴天を待つことが出来る。

そしてそれが出来る人は、自分の運命が「変わっていく」ものであることもきっとわかるはずだ。

変化に対応するということは、流れを感じることであり、変わりゆく運命を感じることでもある。
運命は無理に変えようとしなくてもいい。

しかし、変わりゆく運命を感じることができれば、その流れをいい方向へ持っていくことはできる。

「変化を感じ取り流れをつかむ」。まずはそこから始めてみてはどうだろうか。

以上のように解説されています。

前述しましたとおり、「運はいたることろにある」ものであるとすれば、そのいたるところにある「運」を、どう感じ取って、自分自身が流れをつかむことができるのか。

ここで言いたいことは、肩ひじ張って「運命を変えるんだ!!」と、「時運」を見ずしてオーバーアクションで動いてしまうことを律しているのだと思います。

日々のささいなパチンコ/パチスロなどのゲームにしても、株式やFXなどの投資行動にしても、さらにはもっと大きな人生のイベントに対しても、重要なのは、「変化を感じ取り流れをつかむ」こと。

「運はいたるところにある」と思えば、その「変化を感じ取り流れをつかむ」ことで、「時運」を味方につけることができ、最終的には運命は自然と変わっていくものなのです。

まとめ

今回は、雀鬼 桜井章一の著書 図解「運に選ばれる」法則76 から、運に選ばれる法則を一部紹介させていただきました。

わたし自身、どうしても自ら動きすぎる傾向にあるように感じます。

運はそこらじゅうにあって、流れをつかむことで、人運、時運に恵まれることが増えていき、ついては「運」に選ばれるようになる。

わたしも、今後もっともっと、「運」に対する感性を磨いていき、流れを感じることができる人間に成長していきます。

今回紹介させていただきました著書には、運に選ばれる法則、運の流れに乗る法則、運をとらえる法則、運を育む法則と、たくさんの「運」に関する法則が紹介されていますので、一度手に取って読まれてみてはいかがでしょうか。

※敬称略とさせていただきました。
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